“ひとりじゃない”から、夢を信じられる。仲間と描く、ヨガでつながる未来

2025.5.13

福岡県内で活動中のヨガ講師、中村愛沙さん(愛称:あいさちゃん)。独身時代からの趣味だったヨガを人生の軸に据え、現在は週に一度のレッスンに加え、行政やサークルへの出張講座など、幅広く活動されています。2024年10月にRAYTUS group.に加入してからは、夢だった「ヨガ事業の立ち上げ」に向けて、仲間とともに一歩ずつ前進しています。

”心と身体の両面から人に寄り添いたい”という想いにまっすぐ向き合いながら、ヨガを通じて「誰もが自分を好きになれる場所づくり」を目指す愛沙さんのこれまでの歩みと、これからのビジョンを伺いました。

ヨガは、自分を大切にするきっかけをくれた

もともとは独身時代にヨガブームに乗って始めた趣味でした。ヨガをしている自分が、なんとなく心地よかったんです。でも続けていくうちに、ポーズや動き以上に「自分と向き合う時間」に価値を感じるようになり、レッスンの前と後で、気持ちも身体の調子も全く違っていたんです。

その後、結婚・出産を機に一度ヨガから離れていましたが、私が本格的にヨガを再開したのは、子どもが1歳の頃。夫からの「仕事にしてみたら?」というひと言がきっかけで、インストラクターとしての道を歩き始めました。

当初は自宅の空いた部屋で、少人数制レッスンからスタートしましたが、現在は古民家を改装したシェアスペースを借りてレッスンを行っています。

ヨガの魅力は「誰でも・どこでも・自分のペースで取り組める」ところです。
肩の力を抜いて「少しやってみようかな」という気軽な気持ちで始めることができます。

生活の一部として、どんな形でもヨガに触れてもらえることが嬉しいですが、できれば定期的に続けてくれる人がひとりでも増えてくれたらと思っています。

心にスッと入ってきた“仲間を作りたい”という言葉

RAYTUS group.との出会いは、助産師の速見祥子さんから届いたInstagramのDMがきっかけでした。普段はDMをあまり開かないんですが、そのメッセージの中にあった“仲間を作りたい”という言葉が、なぜか心にスッと入ってきたんです。

その言葉が自分の将来に求めていたものと重なっていて、「あ、この人と一度お話ししてみたいな」って自然に思えたんですよね。

 祥子さんの人柄もあり、初めてお話ししたときからすぐに打ち解けることができて、気がつけば2024年10月にコミュニティに参加していました。

初めてリアルで参加したのは、福岡の定例会でした。ちょっと緊張しながら会場に入ったんですけど、亜希さんのお話や、メンバーのみなさんの発表を聞いて圧倒されて…「わぁ、すごい場所に来ちゃったかも!」って(笑)。
でも、それと同時にワクワクも止まらなくて、不思議と前向きな気持ちになれたのを覚えています。それに、オンラインでしかやりとりしていなかった方たちが「あいさちゃん!」って声をかけてくださって。

その瞬間「ここに来てよかった」って心から思いました。
もし、あの時ひとりで悶々としていたままだったら、こんなあたたかいご縁にはきっと出会えなかったと思います。

夢を形にするために、仲間とヨガ事業を育てていきたい

私はずっと「ヨガって、もっと多くの人に届けられるものなのに、自分ひとりの力では限界があるな…」と感じていました。ヨガをもっと必要としてくれている人に“ちゃんと届く仕組み”を創りたいですが、それをひとりで叶えるには難しさも感じていて、どこかでもどかしさを抱えていました。
そんなときにRAYTUS group.に出会い、「ここなら、仲間と一緒に育てていけるかもしれない」と思えたんです。

最初は、同じ想いを持つヨガ講師さんと繋がって、みんなで協力しながら組織を作れたら…というのが私の夢でした。
でも今はそこからさらに広がって、産前産後・子育てママ・働く女性・更年期を迎えた女性・男性・シニアの方々など、心と身体に悩みを抱えるすべての人に寄り添える、総合型のヨガコミュニティをつくりたいと考えるようになりました。

RAYTUS group.にはいろんな分野のプロがたくさんいます。
だからこそ、”ヨガだけじゃなくて他の分野の方々の力を借りながら、もっと多様な形で心と身体に寄り添うことが実現できる。”と思うと、これからの可能性が本当に楽しみなんです。

目指したいのは「心と身体を安心して預けられる場所」です。
誰もが「ここに来たら自分を大切にできる」と思えるような、そんなサードプレイスのような存在で「ひとりじゃないよ」って、そっと寄り添える場所にしていきたいと思っています。

想いを形にする力を仲間がくれた

毎月開催される定例会や成功塾に参加する中で、私の中にはたくさんの気づきが生まれました。
なかでも「言い訳をやめて、できる方法を考える」という考え方は、今の私の軸になっています。これまで私は「わかっているつもり」でも、なかなか行動に移せなかったんです。

そんな自分を変えたくて、成功塾の動画を何度も見返して、繰り返し学びながら実践する中で「まずは動くこと」の大切さを少しずつ実感できるようになり、今では「忙しいけど、なんだか幸せ」と感じる日が増えたんです。

実は、以前の私は、ずっと“ひとりで舵を取っている”感覚がありました。
自由に動ける分、責任も決断も全部自分ひとり。
だからこそ、ふとした瞬間に、孤独や不安を感じていたんです。
でも、RAYTUS group.に入ってから「仲間がいる」ことのありがたさを心から実感するようになりました。

困ったときにすぐ相談できる人がいること。
弱さを見せても、まるごと受け止めてくれる人がいること。
仲間の存在がいるから、私に「よし、やってみよう」と思わせてくれるんです。

そして何よりも大きな変化は、
「私にも可能性がある」って思えるようになったこと。

それまでは、自分の中で勝手に限界を決めてしまっていましたが、仲間と出会い、前向きなエネルギーをいただく中で、「私もやっていいんだ」「チャレンジしていいんだ」と思えるようになりました。

想いを、想いのままで終わらせない。

私が目指していきたいのは、「ヨガ事業を形にしていくこと」です。

どんなに大切な想いも、心の中にしまっておくだけでは、何も動き出しません。
だからこそ、手を動かして、書き出して、行動に移す。そして、自分の想いだけじゃなく、仲間たちの想いも集めて、一つの大きな流れにしていきたいと強く思うようになりました。

その考え方にたどり着けたのは、亜希さんとお話ししたとき、「やったことのないことは、考えてもわかるはずがない。」 という言葉をいただきました。

その一言が、私の中にあった迷いをスッと吹き飛ばしてくれたんです。それまではずっと、頭の中でぐるぐる考えては動けないままでいたけれど、「まずはやってみよう」と素直に思えたんです。
どんな壁があっても、大切な仲間と力を合わせて、成長しながら大きな目標を実現していきます。

プロフィール

中村愛沙(愛称:あいさちゃん)
・所属:ensemble 理事・ヨガ事業 責任者
・血液型:O型
・活動拠点:福岡県
・加入時期:2024年10月加入
・職業:ヨガ講師
・家族:夫・子ども2人
<インタビュー・執筆:enchant+橋本あや>

一覧へ