【イベントレポート】 “ぶった斬り会長”還暦バースデーイベント〜笑顔と感謝があふれたRAYTUS group.の原点回帰〜

2025.6.27

2025年5月某日、福岡県某所。晴れ渡る青空の下、私たちRAYTUS group.は創設以来初めて、グループ全体のコンサルを務める“ぶった斬り会長”(以下、会長)の還暦を祝うバースデーイベントを開催しました。

4年前、福岡県で発足したRAYTUS group.は、全国に1200名以上の仲間を持つ存在にまで成長した今、この“原点の地”での開催には大きな意味がありました。

北は北海道、南は沖縄県から。全国から駆けつけた仲間たちの数は300人。草彅代表より「感謝の気持ちを込めて、全員をご招待したい」という申し出があり、まさに“ありがとう”をテーマにした1日が幕を開けました。

【笑いと涙の「いらっしゃいシリーズ」】

イベントの目玉企画となったのが、ぶった斬り会長が進行を務めた「◯◯さんいらっしゃい」シリーズ。普段なかなか聞くことのできない、コミュニティメンバーやそのご家族の知られざる一面や、心温まるエピソードが次々と披露され、会場は笑いと感動に包まれました。

1組目: 山崎さんご夫婦

①結婚40年、毎日一緒にお風呂に入る仲良し夫婦。

「一日の終わりに話す時間を大切に」と語る姿に会場が感動。

③会場からは「素敵すぎる!」と大きな拍手と声援。

④夫婦喧嘩も「翌日には忘れる」と笑いを誘う。

2組目:藤嶋志保さんご夫婦

①23歳差の年の差夫婦で交際0日で志保さんからプロポーズという衝撃エピソード。

「魂でピンときた」と語る志保さんに驚きと笑い。

“夜の営み”トークで爆笑の渦、夫の「努力します」に拍手。

年齢差を超えた愛に、会場も温かなムードに。

3組目:草彅代表の息子・快人くんカップル

①小学生時代に出会い、再会後に交際スタート

②恋が実った青春ストーリーに会場から黄色い歓声。

③快人くんの「将来結婚したい」発言に草彅代表と会長も祝福。

4組目:馬場優美子さんご夫婦

①整体院で一目惚れ、通い続けて現在のご主人と再婚

②過去の結婚はモラハラと金銭目的だったと告白。

「愛情ってこういうこと」と真実の愛に気づき離婚を決意。

④ご主人の「居心地がいい」の言葉に感動の声。

5組目:本多由美子さんご夫婦

①夫・ジョージさんは「付属品」と書かれたボードで登場し笑いを誘う。

「私が絶対」と語る由美子さんに、従順なジョージさんが微笑む理想の尻に敷かれ夫。

③会長のツッコミも入りつつ、仲睦まじい姿に笑いとほっこり感が広がった。

「〇〇さんいらっしゃい」の最後を飾ったお二人のエピソードが心に響く内容でした。

6組目:濱渦小侑里さんとアイ子さん

RAYTUS group. シニア事業の責任者を務める濱渦小侑里さんが付き添い、インタビューを受けたのは、87歳のアイ子さん。 

(アイ子さん)「普段は介護付き老人ホームで生活しており、この日をとても楽しみにしていました」

そう話すアイ子さんは、車いすに乗って会場の賑わいの中に姿を現しました。
はじめは少し緊張した様子でしたが、まわりの温かな空気に包まれるうちに、
その瞳には静かに喜びがにじみはじめていました。

(濱渦小侑里さん)アイ子さんは、私が取り組んでいる高齢者向けの自費診療・生活支援サービスを定期的に利用されています。高齢者をただ施設に閉じ込めるのではなく、外の世界と触れ合い、生きがいを感じてほしい。そんな想いで、今日もお連れしました。

その言葉を聞きながら、アイ子さんはそっと頷きました。

(アイ子さん)「会場で久しぶりに子どもたちの元気で無邪気な声が聞こえてきたり、 多くの方から『SNSで見ています』と声をかけていただいたり……本当に嬉しかったんです」

そう語るアイ子さんの瞳には、光る涙が浮かんでいました。

(アイ子さん)「“社会とつながっている”という実感があって幸せです。まるで若返ったみたい…」

とつぶやくアイ子さんの頬を伝う涙に、周囲の人々も思わず胸を熱くしました。

その姿を見ていた小侑里さんが、ぽつりと口にした言葉がとても印象的でした。

(濱渦小侑里さん)介護に正解はないと思うんです。でも、一人ひとりが“人としてどう生きるか”を大切にしたい。年齢に関係なく、誰だって生きる喜びを感じてほしいんです。

高齢だから、施設にいるからこそ、“枠”の中で人を定義してしまうことが、どれだけ人生の可能性を奪っているのか。

誰かの人生に寄り添うということは、特別なことではなく、その人を「一人の人間」として尊重することが大事なんです。そう語りながら、小侑里さんはアイ子さんの手を優しく握りしめていました。

(アイ子さん)「いつもありがとう…」

と小侑里さんの顔を見て、 アイ子さんは微笑みました。

それは簡単なようでいて、実はとても難しい「真心の在り方」なのかもしれません。

87歳の笑顔と涙は、会場にいたすべての人の心に深く残り、
「人生は、何歳になっても輝ける」
そんな希望を、静かに、しかし確かに伝えてくれました。

【芸と愛と、みんなで作るステージ】

ぶった斬り会長の還暦バースデーイベントでは、「いらっしゃいシリーズ」に加え、コミュニティメンバーによる心のこもったパフォーマンスが会場を盛り上げました。

①オープニング:書道パフォーマンス

堀内景子さんが巨大筆で「ぶった斬り会長」と力強く揮毫。迫力と愛嬌あふれる姿に観客から大歓声!

②余興:ダンスステージ

福田千鶴さん&平山理恵子さんが「UFO」に合わせて華やかに登場。キレのあるダンスで会場は笑顔と熱気に包まれました。

③余興:ドリカムパフォーマンス

高橋裕子さんが歌とダンスで魅了。さらに草彅代表のサプライズ乱入で笑いと歓声が巻き起こり、会場は最高潮へ!すべてのステージに出演者の愛と想いが込められた、まさに「みんなで作る最高のステージ」となりました。

【乾杯の音頭に込めた、感謝と決意】

乾杯の音頭は、草彅代表と全国から集まったコミュニティメンバー。草彅代表は、これまでの歩みに想いを込めながら、「3年間分の感謝、そして4年目の決意」を力強く語り、
「会長、おめでとうございます!」の掛け声とともに、グラスが高く掲げられ、会場は祝福の拍手と笑顔に包まれました。

【美味しさと笑顔が広がる、BBQ&マルシェタイム】

乾杯のあとは、待ちに待ったBBQ大会がスタート!
会場には、北海道物産事業による新鮮なホタテをはじめ、コミュニティメンバーが持ち寄った農産物や各地の食材が並ぶマルシェ形式のブースがずらり。

炭火で焼き上げる香ばしい匂いが立ち込める中、
あちらこちらで自然と会話が生まれ、笑顔あふれる和やかな時間が流れていきました。

さらに会場には、6mの竹の流しそうめんが登場!
涼やかな水の流れにそうめんが流れるたび、参加した子どもたちは大はしゃぎで箸を伸ばし、楽しそうな笑い声が響いていました。

そしてもうひとつ、驚きのエピソードが。
なんと、今回のBBQ大会に参加した全員分のお土産を、すべて会長がご用意くださっていたのです。

「みんなに最後の瞬間まで楽しんでもらいたい!」
そんな会長の想いは、細やかな心配りの一つひとつにまで込められており、
多くのコミュニティーメンバーが喜び、感謝の言葉を口にしていました。

【わしが見たかった景色は、こういう景色なんよ】

イベントの終盤、会長が静かに立ち上がり、あたたかいまなざしで会場を見渡しながら語りかけました。

その言葉には、たくさんの意味が込められていました。
世代も、地域も、立場も違う人たちがひとつの輪になって、
思い思いの愛を語り、想いを共有し、笑い合う。
それこそが、このコミュニティが目指してきた“本当のつながり”なのかもしれません。

最後に。今、私たちが伝えたいこと

RAYTUS group.には、さまざまな人生を歩む仲間が集まっています。

家庭を守る人。
自分の人生をまっすぐ見つめ直している人。
育児・介護という現実に向き合いながら、誰かの笑顔のために日々を重ねる人。
そして、年齢や環境を超えて、新しい夢に挑戦する人。

誰一人として、同じ人生を歩んできた人はいません。
けれど、この場所には共通するたったひとつの価値観があります。

「自分らしく、生きる」こと。
肩書きも、年齢も、過去の選択も関係なく。
ここには、“人”として向き合い、笑い合い、ときに涙しながらつながる姿があります。

このバースデーイベントで交わされた無数のまなざしと、語られたストーリーは、
きっとどこかで、誰かの背中をそっと押すはずです。

この想いが、あなたの心にも届きますように。