2026.10.8

寺子屋プロジェクトの拠点となる建物が決まり、いよいよ改修工事に着手します。
構想として語ってきた寺子屋が、ひとつの「場所」として動き出します。

拠点となるのは、防府市台道に建つ古民家と、その敷地にある蔵です。
瓦屋根の母屋、年月を重ねた土壁、使い込まれた柱。
この建物は、長いあいだ家族の暮らしと地域の風景を見守ってきました。
新しく建て替えるのではなく、ここに積み重なってきた時間や記憶を受け継ぎながら、子どもたちの学びの場へと手を入れていきます。



家庭や地域、経済状況に左右されず、すべての子どもたちが平等に学び、体験できる環境づくりを目指します。
奨学金・寄付・助成・人材育成・教育プログラムなどを通じて、学びの格差をなくすこと。
誰もが安心して学び、未来に挑戦できる社会の実現に貢献すること。
寺子屋が届けたいのは、机に向かう「勉強」だけではありません。
誰かと出会うこと、手を動かしてつくること、知らなかった世界に触れること。
そうした「体験」も、子どもたちにとって大切な学びだと考えています。
この場所は、完成してから子どもたちを迎えるだけの場所にはしたくありません。
改修の過程では、蔵の壁などを題材に、子どもたちと一緒に手を動かすワークショップを予定しています。
子どもたちの言葉や絵を集めたり、一緒に描いたり、つくったり。
自分の手が加わった壁は、きっと特別な風景になります。
子どもたちが毎日見上げる壁。
地域の人が何年も見続ける風景。
そのひとつひとつを、子どもたちや地域の皆さんと一緒につくっていきます。


| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年7月〜10月 | 物件選定・現地調査 |
| 2026年10月下旬 | 賃貸借契約 |
| 2026年10月〜11月 | 図面作成・見積 |
| 2026年11月中旬〜2027年1月 | リノベーション工事 |
| 2027年2月〜4月 | 消防検査・開業準備 |
| 2027年4月中 | 寺子屋 開業(予定) |
古民家が少しずつ寺子屋へと姿を変えていく様子は、順次お届けしていきます。
未来への願い。地域への想い。子どもたちの「やってみたい」。
長い時間を重ねてきたこの古民家から、これからどんな物語が生まれていくのか。
私たちも今から楽しみにしています。
2027年春のオープンに向けて、一歩ずつ準備を進めてまいります。
寺子屋プロジェクトのこれからに、どうぞご期待ください。